respect.リスペクト〜小学生〜

ロンドサッカークラブフィジカルコーチの中西です。

今大会から「全員出場、選手主体運営型育成プログラム」導入しています。

2日間通して沢山のリスペクトがありました。

集合時間の20分前に会場にきて、待機していた選手がいたこと。

3点失点していたが、諦めずに後半組が奮闘し同点に追いついたこと。

短い時間でも結果を残し、ゴールを決めた選手がいたこと。

PK戦では、相手チームが枠外に外した時にGKが外したボールをダッシュで取りに行ったこと。

PK戦では肩組むぞーとみんなが一致団結して戦っていたこと。

会場でチームメートの水筒、ビブスがなくなってしまった時沢山の選手が残って探していたこと。

子供達から沢山リスペクトを感じた瞬間でした。

全員出場、選手主体運営で勝った時の嬉しさは格別ですね!

子供達の喜びが素晴らしかったです。

選手達自身の自信にもなったと思います。

どんな選手も大切な仲間。

選手が困っていた時にそっとサポートして助ける優しさは本当に大事です。

上手くなる方程式。

人間性+技術=本物の選手。

全員出場、選手運営型プログラムで言われるネガティヴワードの一つにこんな言葉がある。

勝ちたいから、ベストで組んで欲しい。

今勝たないといけない。

勝たないと面白くない。

チームが勝たないから強いチームにいきたい。

それは大きな壁から逃げているだけ。

決して勝つことを捨てたわけでなく、全員出場して全員で勝つサッカーを目指しているだけのこと。

時間はかかるが、全員の選手がこのメンバー全員で勝ちたいにマインドが変わってきた時勝てるようになる。

メンバー固定したチームとメンバー固定しないチームの成長度は、メンバー固定しないチームの方が圧倒的に成長すると言われている。

そして、メンバーへのリスペクトを感じることができるようになり、意識が変わる。

勝つということの、物事の価値基準が違うのだ。

試合に勝つだけが価値のあるものではなく、全員で勝つの違い、、、。

本人が勝ちたいのであれば、2倍以上ハードワークする。

チームをリーダーシップで引っ張って勝たせる。

アップを強度をあげて取り組む。

沢山すべきことがある。

その壁を乗り越える努力をオンザピッチ、オフザピッチでどう表現し取り組むことができるかどうかです。 

試合にフル出場でダラダラ出場するより、味方を助けるために全力でチームメートのために、走り、結果を残す。

そうマインドをコントロールして欲しいと思います。

トレセンの選考会もそうだが、上手い選手の中で、連携も取れてない中で、短い時間の中で、自分を表現してアピールし結果を残すのが本物である。

その環境に近いものが今の形。

このメンバーの中で、短い時間の中で、結果を残すこと、チームメートのために全力で走れる人間性があるかどうか、非常に心が鍛えられる!

最後に沢山の保護者の方々が一生懸命諦めずに応援してくれて、沢山テントを出してくださって、靴を袋にいれてくれたなど、なにより感謝しかない。

試合中に諦めないチームになるためには、何十点惨敗しても、どの試合でも保護者、指導者、選手、全員が声をからさず選手を応援し励ましているチーム。

そんな暖かいチームを目指していきたい。

悪いところをみたら、卑劣になるだけ。

ではなく、良いところだけを見る目を養うとこと。

何十点失点しても、大敗しても、その中から選手の良いところ抽出して見れて、応援し、褒めてあげる優しさが子供達に伝わるのでは、、、。

私自身も選手の良いところだけをみる目が養っていけるように、努力していきたい。

応援の質も選手育成に大事なんだなーとつくづく感じた。

そんなリスペクトな環境をみんなで作り上げていきたい。



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